プラレールで遊んでいるとレールの連結部分が歪んでしまいゆるくなってしまうことってありますよね。
もちろんそのままでも遊べないことはないですが、少し動かしたり、ちょっとした段差などで外れてしまうと楽しく遊べません。
そこで今回は、プラレールの連結部分が歪んでしまった時に簡単に修理できる方法について解説していこうと思います。
歪みを直す方法は?
レールの歪みを治す方法は、ズバリ「湯煎」です。レールをお湯で温めて柔らかくなったところを矯正します。
プラスチックをお湯に入れて溶けないの?と不安に思う方もいると思います。
でも、心配ありません。
プラレールの一般的なレールは、PP(ポリプロピレン)で出来ています。
日本プラスチック工業連盟によるとPP(ポリプロピレン)の常用耐熱温度は100~140℃のため、沸騰したお湯であっても溶けません。
ただし、鍋肌に直接当たってしまうと溶けてしまうので注意してください。
また、レールによってはPP(ポリプロピレン)以外の材質のものもあるため、特殊なレールの場合は材質を必ず確認してください。
修理手順
1.鍋に水を入れ沸騰させます。
2.レールの凹側を30秒間、お湯につけます。
3.下の写真のように連結部分を内側に押しながら水で冷やします。
4.レールの凸側を30秒間、お湯につけます。
5.下の写真のように他のレールに嵌め込みながら水で冷やしてください。
以上です。これだけの手順でゆるかったレールがしっかりと連結できるようになります。両側を矯正したのにしっかりと嵌らない場合は、お湯につける時間を長くしてみてください。
もし折れてしまったら
この修理方法は、柔らかくしたプラスチックに力を加える事で矯正するため、力が強すぎたり、何度も矯正しているとレールが折れてしまう可能性があります。
もしレールが折れてしまった場合は、PP(ポリプロピレン)を接着できるプラスチック用の接着剤で直しましょう。
まとめ
いかがでしたか?数が多いと大変かもしれませんが、手順自体は難しくないと思うのでお子さんのレールを修理してみてはいかがですか?
今まで連結がゆるかったレールがしっかり嵌まるようになれば、お子さんもきっと喜んでくれますよ。