久々にクラナドを見返してたら、ことみ編の次回予告が面白かったので、書き出してみました。
key作品といえば、小ネタが面白いということでも有名ですが、この次回予告に関しては、完全にアニメスタッフが遊んでますね。MADのような感じで、次回の内容をうまい具合に組み合わせて見事な掛け合いを作り出してます。
以下の内容には多少のネタバレを含みます。
第10回 天才少女の挑戦
ことみ「椋ちゃんいじめっ子?」
椋 「はい!だって私も、一ノ瀬さんは楽しい人だなって思いますから!」
ことみ「いじめる?」
椋 「はい!私で良ければ!」
ことみ「涙流さないとだめなの?」
渚 「そういう演技が必要なときは、泣かなければいけない事もあると思います。」
ことみ「私泣きたくないの…」
渚 「それでも、泣かないといけないときは泣くんです!」
ことみ「渚ちゃんいじめっ子?」
渚 「はい!」
第10回は、ことみ編の初回ということで、ことみの浮世離れした人間性について触れつつ、友だちのいないことみに友だちを作るという内容なのですが…
次回予告だけ見ると完全にことみが椋と渚にいじめられる話になってますね。組み合わせ次第でここまで面白くなるのか、って感じです。一つひとつのセリフは、実際に次回で使われているものなので、何もおかしくはないのですが、ことみの「いじめる?」「いじめっ子?」からの椋、渚の返事が元気良すぎて思わず笑ってしまいます。
ちなみに、椋の「はい!私で良ければ」は、ことみから友達になってくださいと言われたとシーン。渚の「はい!」は、朋也と一緒に登校するために、待っていた渚を、朋也が一緒に行こうと誘ったシーンです。そりゃあいい返事しますよね。
第11回 放課後の狂想曲
朋也 「ショックで永眠するところだったぞ!」
ことみ「なんでやねん」
杏 「そうだなぁ…よし決めた。明後日月曜日、あんたのヴァイオリンの発表会をする!」
ことみ「なんでやねん」
朋也 「いいのかぁ?ことみの演奏って…」
渚 「大丈夫です!ずいぶん上手になりましたから」
ことみ「なんでやねん」
杏 「というわけで、私たち2人きりになっちゃったけど…何して遊ぶ?」
朋也 「疲れたから寝る」
ことみ「なんでやねん」
第11回は、ヴァイオリンを弾くのが大好きなことみのために、演奏会を開くという内容。知っての通りことみのヴァイオリンは周りの人を悶絶させるような実力です。
ことみの「なんでやねん」は、ヴァイオリンから気を逸らさせるために杏がお笑いの練習をさせていたシーン。杏から「隅で素振りしてなさい」と言われ、あまり感情の篭っていない素振りをひたすら繰り返すことみもかわいいです。本編では、ことみは自分がヴァイオリンが下手なことを自覚していませんが、この次回予告は自覚した上でツッコんでる感じに作られてますね。そこがより面白くしているポイントなのかもしれません。
まとめ
ことみ編の面白い次回予告を紹介してきましたが、面白い感じで作ってあるのは5話中2話だけなんですね。どうせならことみ編だけでもすべて面白い感じで作ってほしかったですよね。まぁ後半になるにつれてシリアスな展開になるので、難しかったのかもしれませんが…。
しかし、クラナドは何回観ても面白いし、感動しますね。一度観たという方でも二度目だと新たな発見があったりしますからね。この記事を機に、クラナドを観返してみてはいかがでしょうか。