育児

母乳信仰をぶち壊せ!混合育児は良いことだらけ

子供が産まれてからというもの、挨拶代わりに言われるのが「母乳で育ててるの?」「母乳はまだ出てるの?」のという言葉。親、親戚、通りすがりのおばあちゃんにまで容赦なく聞かれます。私は息子が産まれてからずっと混合育児を続けていますので、それを伝えると、

「あらまぁ、可哀想。おっぱいの出が足りないのね。でもミルクでもちゃんと育つから!」

という謎のフォローをされたりする事があるのです。

母乳の出が足りないから混合育児をしている訳ではなく、一番良いとこどりな育児の仕方だと思い選択して続けていたのですが、世間一般では混合育児やミルク育児は【=母乳が出なくて(足りなくて)可哀想】なのでしょうか?完全母乳で育てる事が最良という考え方が根付いていることに、甚だ疑問を覚えます。

私が母乳神話という単語を知ったのは、息子が産まれてから暫く経った頃でした。

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母乳神話の植え付けは産院から始まっていた

息子は出生体重が2500g程と軽く、口が小さかった為、授乳が上手く出来ずにいました。しかし、「授乳サロンに1日8回は来てください。」と言われ毎回30分~1時間授乳の練習。一日の大半が授乳の練習で終わります。練習をしても息子の口のキャパが広がる訳ではなく、最終的に飲めた量は合計2ml程です。

「もっと上手くあげれば飲めるはずだから」、とアドバイスをされて練習を続けさせられましたが、最終的には「この子が小さいから、もう少し大きくならないと上手く飲めないね。」と。(最初からそうだとアピールをしていたのですが、私の授乳の仕方が良くない、と沢山の方に指摘されました。)

≪母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です≫という資料が、授乳が上手くいかない私を責め立てている様に感じました。その頃には、出産の疲れと産後の不安定な精神状態ですっかり心が折れてしまい、涙が止まらない日々が続き、授乳が上手くいかないから母親失格だと自分自身を責め立てたりもしました。

今思えば、母乳にこだわりが無かったのでミルクでも全然OKだったのですが、この時は完全に母乳神話に惑わされていました。

そして退院後、母乳神話を信じきっていた筆者は1日3回の搾乳をし、それを哺乳瓶で息子に飲ませていました。息子が眠っているタイミングで、自分の睡眠時間を削って搾乳をしていたので、体力的に非常にしんどかったです。でも、母乳が最良の栄養だから。飲ませられるようにいけないから。と自分に言い聞かせて授乳の練習を続けていました。

助産師さんの一言で母乳神話から解放された

息子が生後1ヶ月程のある日、助産師訪問がありました。その時はまだ授乳が上手くいかず搾乳をしていたので、それを助産師さんに相談するととても驚かれたのです。

「お母さんはそんなに頑張らなくて良い!赤ちゃんは母乳じゃなくてミルクでもきちんと育つ。今のミルクは良く出来ていてきちんと栄養が採れるんだから。離乳食が始まったら尚更。おっぱいなんかより、色んな味が楽しめる離乳食の方が美味しいにきまってるんだから。」

助産師さんのこの言葉がきっかけで、筆者は母乳神話から解放されました。

追い込まれている私を解放してくれて、労わって下さった助産師さんには感謝の気持ちでいっぱいです。その数日後の息子が3500g程になった頃、運よく授乳が成功しましたが、私は混合育児を選択しました。

完全母乳より混合育児の方が安心という考え方に

完全母乳はお湯や哺乳瓶を用意する手間が無く楽ですが、他の人に授乳を変わって貰うことが出来ません。(搾乳の場合は別ですが……搾乳も手間が掛かります)

もし母親の体調が悪くなり、薬を服用することになって授乳が出来ない時に、ミルクや哺乳瓶を赤ちゃんが拒否する場合もあります。

可愛い我が子だからこそ、栄養を採る手段はいくつかあった方がいいと思うのです。(そもそも、好き嫌いは無い様に育てる親が殆どなのに、母乳だけ可でミルクは駄目なんていう考え方はおかしい気がしてしまいます。)

そして混合育児にして想定外に良かったことが結構ありました。

1つ目は、休日に1人の時間を作れたこと。夫に任せ、少しの間なら気分転換に出掛けたり、ゆっくり眠ることが出来ます。

2つ目は場所を気にしないで良いこと。授乳室が混んでいたり、無かったりしてもミルクを上げれば良いので困る事がありませんでした。(授乳ケープを付ければどこでも授乳出来るという場合なら別ですが、うちの息子は暴れん坊なのでチラリズムが怖いのです……!)

最後に、色んな人が息子にミルクを上げられたこと。祖父母は美味しそうにミルクを飲む孫を間近で見れて、とても喜んでいました。保育園に預ける際も、保育士さんに手間をかけずに済みました。ミルク代や哺乳瓶の用意など、少々お金や手間のかかる部分もありますが、混合育児は筆者にとって最良の育児法でした。

現在、息子は離乳食を沢山食べ、母乳、ミルクも共に喜んで飲んでいます。もちろん、母乳をあげることによって赤ちゃんの免疫が強くなったり、母親の子宮収縮を助けたりするメリットがあることは知っています。完全母乳で育てる事の難易度の高さもわかります。私には到底出来ません。

しかし、母乳神話が多くの母親を苦しめているのは紛れも無い事実です。

「母乳じゃなくて可哀想」という考え方が少しでも早く無くなりますように!

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